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実際の壁を利用した映像アート-Tetragram for Enlargment

近年ますます技術発展がめざましく、数年前には個人では成し得なかったことが、映像、音楽などの分野で可能になっています。
ここで言う技術発展はコンピュータの処理能力向上が主な要因ですが、これによって作られる創作物は出力の段階までバーチャルの世界に存在するに過ぎません。
特別な技術や、設備を持たなくとも誰もが様々な表現が可能になったからこそ、その「表現の仕方」や「出力の仕方」に真価が問われてくる気がします。
便利になると人間は、道具に頼ってしまう部分があります。何か目的があったのにもかかわらず、今、手持ちの手段では手間がかかる事がわかると、手持ちの道具で完成しやすい方向へと目的を変更してしまう事が往々にしてあると思います。
このような道具に使われている人間だったとしたら映像のような表現は思いつかないでしょう。フリーな表現の場であればあるほど「完成形のビジョン」が大切になってくるからです。
目標に到達するために道具をねじ伏せていく事がこれから大切なのかな~。

Posted via web from Shadingland

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